食品の価格が高くなった
世界的なインフレの波が日本にも押し寄せ、食品の価格も高騰しています。
そんな昨今の物価高にはB級グルメがおすすめです。
ということで、B級グルメを求めて出動!
B級グルメ店の探訪
B級グルメとは安くて庶民的で尚且つ美味しい料理です。
安価なお店で絞り込みます。
安価の指標をお店の客層に置き換えれば、客層が以下の二つの条件の何れかもしくは両方を満たせば合格でしょう。(個人の感想です)
⚫︎客の平均年収が200万円以下。
⚫︎来店客の目的が、味覚を楽しむことではなく、生命維持である。
このようなお店を探します。
駅周辺を渡り歩き見つけたのが24時間営業のそばチェーン店。
店頭の食品サンプルに安価で庶民的なそば定食があります。
あとは美味しく食べられればB級グルメ合格です。
そんな訳で、このお店に決めました。
入店から料理受け取りまで
食券販売機は2台。
ICカード対応の販売機(写真右上)で「朝食セットB」を選択。
お水はセルフサービスです。
お水と食券の半券で自分の席をマーキングします。
犬がマーキングをする目的は、他の犬に対して自分の存在や縄張りをアピールすることです。
店内には大仰な歌詞の演歌が流れています。昔の有線の6チャンネルの情調を醸し出しています。歌っているのは名も知れない歌手、きっとこの店のオーナーが後ろ楯となって鼓舞しているのでしょう。
数分もすると、購入した食券の番号が呼ばれました。
配膳カウンターに行き、食券の半券と引き換えに注文商品を受け取り自席に持ち帰ります。
レギュラーサイズのもり蕎麦(かけ蕎麦に変更可)に、おひたし、温泉たまご、山芋の小鉢にご飯が付いています。
そして価格は460円。
妥当な価格ですが、価格の履歴を調べてみると…
ここにも値上げの波動が届いていました🙀
最強の喫食手順〜準備編
んんん•• 如何にして美味しく食べるか…
暫し思案の後、先ずおひたしに配り散された鰹節に備え付けの醤油を垂らします。
そして醤油を纏った鰹節を白飯に移動。
ねこまんまの完成です!
そばつゆを温泉たまごと山芋にそれぞれ4ccずつ滴下します。そばつゆは醤油よりもアミノ酸の旨味成分が豊富です。
続いて、そばつゆの蓋に付されたワサビと薬味ネギの処理です。
薬味ネギは、そばつゆの中に投入します。
ワサビはそばつゆに溶かさず、もりそばに直接塗り付けます。
少量のワサビをそばつゆに入れてしまうとワサビの存在感が消え去ります😿
最強の喫食手順〜実践編
先ずは、おひたしと温泉たまごの0汁2菜でねこまんま定食を攻略。
そして、後半戦は「とろろ蕎麦」です。お好みで、もりそばに山芋をぶっかけるのもアリです。
とろろ蕎麦を平らげたら、残ったそばつゆにセルフのそば湯を投入。
そば湯は男らしく一気に飲み干しましょう😼
これで「朝食セットB」を完食しました😺
ご飯のお椀をとろろの器に重ねます。できた盆のスペースにコップを乗せると、空食器はすべて盆に収まりました。
お盆を返却口に運んで食事は終了。
お味は…
▶︎もりそばは、蕎麦の香りがしない「1PPM蕎麦」。
因みに、蕎麦粉8に対して小麦粉2の割合で打ったのが「二八蕎麦」、 蕎麦粉のみでつくられたのが「十割蕎麦」です。
麺にコシはあるようですが、これは茹でが甘いだけで「コシがある」というより「単に硬い」という感触。
▶︎ワサビは、粉っぽく、色彩も異様に明るく業務用の安価品といった感じです。甘味は足りないですが刺激はあります。
▶︎温泉たまご、山芋などは、元より、どこのお店で食べても大差はありません。
総じて、特段美味ということはありませんが、460円という価格を考慮すれば、お値段以上の(ニトリかよ!)お味。
なので…
かような 蕎麦(素晴)らしいB級グルメを堪能して、今日も一日頑張りましょう😸