朝食セットB(級グルメ)
今日の朝食は、久方ぶりに駅前のそば店でコスパ最強の定食を喫食します。
この「朝食セットB」は、この数年で10%弱の値上げはあったものの単品のおそば程度の価格でいただけます。
ところが…
またまた値上げ😱
「朝食セットB」の価格は限りなく500円に近づきました。
「たかが数十円の値上げ、セコイこと言うなよ!」
と言われるかもしれませんが、そうじゃないんです。
ボクはケチでもないし、ましてや貧困でもありません。(強いて言えば清貧かな⁈)
「蕎麦の香りがしない小麦粉97%の立ち食いそば」や「真っ赤な福神漬けが添えられた黄色いカレー」のようなB級グルメには身の程を弁えた価格でいてほしいのです。
かような食品に高額な金銭を費消することは堕落した人間の所作のように思えるのです。
懐かしい醤油ラーメンの価格には1000円の壁があるべきです。同様に「立ち食いそば」には500円を死守していただきたい。
B級グルメとは、日常的に食べられる安くて庶民的なおいしい料理。そのB級グルメが、いま絶滅の危機にあるのです。
一例として、ある私鉄駅の人気の「立ち食いそば」の価格推移を例に引き検証してみます。
「かけそば」の値上げ
A駅の立ち食いそば店での看板商品である「かけそば」の価格推移です。
2007年から直近の2023年末までに、価格は240円から380円へと1.6倍に値上げされました。
日本の物価がこの30年で20%程度の上昇率であることを考えると割高感があります。
このA駅の「かけそば」が「B級グルメ」の名にし負う価格は500円が限度だと考えます。
では、今のような値上げが継続すればこの「かけそば」はいつまでB級グルメの名を冠することができるのでしょう。
価格がいつ500円に達するかを調べてみました。
このまま値上げが続けば…
前記【表1】のデータから、回帰分析により、「かけそば」が500円になる時期を計算します。
xが価格変更時期(2018年4月は2018.3年のように表示)、yが新規価格です。y=ax+bの直線回帰を求めます。【表1】のデータよりa,bを計算します。
結果、「かけそば」の価格が500円になるのは西暦2044.96年となります。
2044年は閏年だから、年月日で表示すると、2044年12月16日となります。因みに、曜日は金曜日です。
あと20年余りでA駅の名物「かけそば」はB級グルメの 令名を失することとなるのです。
せいぜい今のうちにB級グルメを楽しみましょう😋