「油そば」の台頭!
高田馬場は池袋、荻窪と並んで称される「ラーメン激戦区」です。早稲田通り沿いでは、常に新店の開業と売れない店舗の廃業が繰り返されています。
そんな中で最近よく見かけるのが「油そば(汁なしラーメン)」のお店、汁なしラーメンの専門店ですね。
駅前だけでも数軒のお店があり、どのお店も賑わっています。
食べてみた
流行りモノにすぐ飛びつくのは不和雷同に流されるようでイヤなのですが、夕食どきだったこともあり駅前の某店に入り、油そばを注文しました。
メニューの油そば。麺が1.5玉とボリューム満点
注文して5分後、運ばれてきたのがこちら。
メニューの添書きによると、お酢やラー油をぶっかけて食べるらしい。
いざ喫食! 箸で生暖かい麺を持ち上げると…
なんと、どんぶりの底に醤油ベースのタレが• •
これって汁ありラーメンのスープを取り除いただけじゃん!
コスパ最悪⁉︎
この油そば、価格は570円です。
麺が1.5玉と一見お得なようですが、麺の原価なんてたかが知れてます。ラーメンはスープに原価がかかるはずです。ですから、そのスープなくして570円はチト高すぎます。
スープありラーメンと比較すると…具に多少の違いはあるも、中華そばの390円という価格と比較しても明らかに割高です。
油そばの原価を大雑把に推定してみました。
麺が30円、タレが10円、具(ネギ、チャーシュー、卵、メンマ、ゴマ)が50円、オプションの酢とラー油で10円。
結果、原価は100円程度。原価率17.5%です。外食産業の一般的な原価率が30~35%とされていますので油そばは、お客よりも、お店にとって美味しい商品と言えます。
味は?
んんん… ちょうど、中華そばのスープを入れ忘れたような食味でした。
結論 〜「油そば」の定義
油そば 🟰 汁なしラーメン 🟰(汁有りラーメン)−(スープ)
※上記はすべて個人の感想と推定です