1円・5円硬貨の煩わしさ
キャッシュレス決済が普及し、現金を使う機会が少なくなりました。しかし、現金のみの支払いしかできないお店もまだまだ存在しています。そのため、私たちは、現金決済をすることで、1円・5円・10円硬貨のような少額硬貨を受け取ります。その結果、少額硬貨がポケットや小銭入れに蓄積することとなり、帰宅してからは、クッキー、海苔、インスタントコーヒーなどの空き缶や空き瓶に移されます。

だけど、こんな少額貨幣も商品やサービスと交換可能な購買力を内在しています。
とはいえ、その購買力があまりにも非力なため、これらの貨幣は、気づかぬうちに静かに降り積もった暮らしの塵芥のようで、目にするたび、心の底に小さな濁りが生まれます。
まるで梅雨時の濡れた衣類を押し付けられているような、まとわりつく煩わしさです😨
1円・5円硬貨を廃止して!
そこで、この煩わしさを軽減するために、現金決済の際は10円単位に丸めることを提案致します。
これは、貨幣の額面を一律に小さくすること(デノミネーション = デノミ)と同値です。
このデノミの実施により、1円・5円硬貨を駆逐することができます。
そして、1円・5円硬貨を廃して、笑顔はイチゴいろ🤗
デノミの具体案
ボクが提案する「1円・5円硬貨根絶作戦」では、
▶︎商品価格を10円単位に丸める施策(デノミ)の適用対象は現金決済のみとし、10円未満は四捨五入で10円単位に丸めます。
▶︎また、キャッシュレス決済は従来通りとします。
次に、このデノミを実施することで生じるだろう問題点について考えてみました。
※ 現行では、消費税込みの価格を計算する際、1円未満の端数を四捨五入するかどうかは事業者が自由に決めてよいとされています。実際には、切り捨てが一般的です。
デノミで、予想される問題点
1️⃣まとめ買いと分割会計
例えば、
▶︎単価が13円の商品を2個、現金で買うとします。
支払い金額は、13円 x 2 = 26円、四捨五入して支払い金額は30円です。ところが、商品を1個ずつ2回に分けて買うと、13円の単価の商品1個の価格は四捨五入により10円となり2個の総支払い金額は20円となります。分割買いで30円の商品が20円で買えるのです。
▶︎商品単価が15円の場合は、2個をまとめて買うと金額は30円ですが、2回に分けて買うと40円となり、この場合は、逆にまとめ買いの方が10円安く買えます。
2️⃣現金 vs キャッシュレス決済
現金、キャッシュレスのどちらでも決済できるお店において、
「二重価格」となり不公平感が生じます。
キャッシュレス支払いで104円と105円の商品の価格は、現金払いではそれぞれ100円、110円となります。
3️⃣価格設定に歪みが生じる
事業者が四捨五入の仕組みを逆手に取ったり、回避しようとすることで、価格設定が不自然になるおそれがあります。具体例は、
▶︎「切り上げ」を狙った便乗値上げがされるかもしれません。
税込101円〜104円で販売していた商品を、あえて税込105円に改定することで、四捨五入により110円の現金収入を得ようとする店が出る可能性があります。
▶︎「4円終わり」の価格表示が乱立しそうです。消費者に「お得感」をアピールするため、税込94円、194円、294円といった「端数が4円で終わる価格」ばかりが溢れる可能性があります。
4️⃣POSシステム改修コスト
全店舗のレジシステム(POS)において、「現金決済時のみ合計金額を四捨五入し、お釣りを計算する」というプログラムへの改修費用が発生します。
デノミ実施の桎梏は些少
デノミ実施により生じるだろう4つの懸案事項を記しました。でも、いずれも致命的な障害にはならないでしょう。例えば、1️⃣の「まとめ買いと分割会計での差額発生」については、差額の多寡を別にすれば、現行の消費税制度においても買い方により支払い金額に相違は生じるものの、まとめ買いと分割会計を駆使して少しでも安く買おうとしている人は見たことがありません。なので、このことによるデノミ実施に大きな影響はないと思われます。2️⃣〜4️⃣においても同様と推察されます。
結果、現金決済における少額硬貨の 難儀はデノミにて解消できます。
もし政府が動くなら、
① 1円・5円硬貨の新規製造停止
② 但し、数年間は流通継続
③ 現金支払では10円単位に
④ 最終的に1円・5円硬貨廃止
といった流れになるでしょう。
にも拘らず政府にはなんら動きはありません。
自分で解決するしかありません。
個人でできることは…
今すぐ、私たちができる「1、5円硬貨根絶作戦」を考えてみました。
1️⃣ATMでの預金
少額硬貨をATMで入金してみました。
三井住友銀行の場合、ATMでの硬貨入金には、次の規定があります。
▶︎取扱時間:平日 8:45~18:00 のみ。平日のこの時間帯以外と土日祝日は硬貨の入金はできません。
▶︎枚数制限:1回の入金につき 100枚まで。100枚を超える場合は複数回に分けて入金できます。回数自体の制限はありません。
▶︎手数料:硬貨入金の手数料は無料です。
試しに1円、5円 、10円の硬貨を入金してみました。

硬貨を投入すると…

そして、確認ボタンを押すと…

一回の入金で100枚の少額硬貨を駆逐できますが、ATMに硬貨を投入すると結構大きな音が発生します。100枚の硬貨を何度も入金するとなると、硬貨詰まりのリスクもありそうです。また、時間もかかるので、ATMが混んでる時は憚られます。
因みに、5円硬貨30枚と1円硬貨70枚の合計100枚をATMで入金すると、 5円硬貨は1枚当たり3.75g、1円硬貨は1gですから182.5gの硬貨(貨幣価値220円)を処分できます。
2️⃣少額商品の購入
商品1つを実際に1円〜9円で買えるものとなると意外とありません。11円以上の商品の10円未満の端数を1円・5円硬貨で支払うのが現実的かもしれませんが、あえて10円未満の商品を探してみました。
こんなものがありました。
・レジ袋…3〜7円程度
・割り箸…2〜5円程度
・ストロー…数円
・プラスチックスプーン…数円
この中で、使う頻度が高く、身近で販売されているものはスーパーなどで販売しているレジ袋です。

東京23区では、ゴミ搬出時にこれらのレジ袋が使用可能です。
※ 全国的に見ると、ごみ収集を有料化して専用の指定袋を義務付ける自治体が6割を超えているため、使えない自治体の方が多い傾向にあります。
スーパーのレジ袋の大(約30ℓ)は3〜7円/枚です。
でも、ゴミ袋をレジ袋の援用ではなく、ゴミ袋として販売されている商品を買った方が安いのでは⁉️
ゴミ袋の価格を調べてみました。
Amazonでベストセラーのゴミ袋
同容量のゴミ袋は10円前後で、レジ袋よりも高価です。
ゴミ袋をレジ袋(使用済みも可)で代替できる自治体では有効な戦略です。
但し、スーパーでレジ袋をだけの購入が可能かどうかは気恥ずかしいので確認していません。
セルフレジで試してみようかな😅
硬貨を溶かして売る!
「1円・5円硬貨を溶解して金属として販売する」ことを検討してみました。
◼️硬貨の材料(金属)の高騰
ここ数年で貴金属(金、銀、パラジウムなど)及び卑金属(銅、鉛、亜鉛など)の価格は大幅に上昇しています。
金を例に引けば、ここ10年の純金の1g価格は、
2016年8月: 4,381円/g
2026年8月:24,720円/g
(田中貴金属の金属相場)
つまり、現在の金価格は10年前の約5.6倍です。
また、現在では1円硬貨の製造コストが額面を上回る年もあるとのこと。1円硬貨の原料であるアルミニウムの価格も高騰しているようです。
◼️硬貨を溶かした金属の価格
1円硬貨と5円硬貨の金属としての価値について、現在の素材価格を基に計算してみました。
▶︎5円硬貨の金属価値
5円硬貨は黄銅で作られており、銅と亜鉛の合金です。硬貨の重量: 3.75g、金属組成が銅 65%、亜鉛 35%で計算します。
金属の地金相場は、
* 銅: 1gあたり 1.30円
* 亜鉛:1g あた. 0.43円
5円硬貨の金属としての価値は、3.62円となります。
▶︎1円硬貨の金属価値
1円硬貨(アルミニウム 100%)についても同様に計算すると、金属価値は0.34円です。
どちらの硬貨も、現在のところは金属価値が額面(1円・5円)を超えることはありません。
うーむ、残念😢
但し、金属相場は日々変動するため、今後、硬貨の金属価値が貨幣価値を上回ることがあるかもしれません。
⚠️硬貨を溶かして金属として売却することは法律(貨幣損傷等取締法)で禁じられていますので、あくまでも計算上の数値としての考察です。
結論
少額硬貨を溶かして金属として売却することは、不採算であり、違法でもあるので愚行といえます。
レジ袋を少額硬貨で購入し、あわよくばゴミ袋にも転用しようという策略は労力の割に成果は些少です。この労力を有償労働に投じる方が賢明です。
ATMで100枚(一回の入金での最高枚数)の少額硬貨を処分したとしても駆逐された硬貨の重量はせいぜい200g(貨幣価値で約200円)といったところです。
効果(硬貨)はいまひとつのようです😓
うーむ、やはり、政府や日本銀行を動かすしかないのか。
しからば、単なる「邪魔だから」という感情論ではなく、「国家的なコスト削減」と「店舗の生産性向上」の観点から経済的ロジックを提示する必要がありそうですね。
だけど、前述の通り、ボクにとっての少額貨幣の駆逐が積もる日常の澱の消除であるのに対し、政府への働きかけは、見えざる巨塔の錆びついた歯車への対峙のようです。
些事に心を奪われ小事の海を彷徨い、ついには徒労の岸に打ち上げられた気分です😰
憂さ晴らしに、お上に向かって、銭形平次のように投げ銭でもしようかな😅

これでクマさんと同じで快適だ😽
逆位相の発生が遅れると切削音は残ります
中森明菜の「飾りじゃないのよ涙は」は、1984年に井上陽水の作詞•作曲でリリースされ、その後多くのアーティストによってカバーされました。












お通し(400円)= 魚肉ソーセージ(50円) x 8







⚠️この歌詞は、舟木一夫の「高校三年生」です。作詞・丘灯至夫、作曲・遠藤実で昭和38年にリリースされた楽曲です。累計売上230万枚を誇るる昭和の青春歌謡の代表歌です。

「コンドルは飛んで行く」は、ペルーの作曲家

んんん…、メリットがあるとしたら、韓国旅行が安くなることくらいかな😅