こに〜 の ざれごと

日常生活の小さな疑問や発見をアイロニカルに 綴りました… っうか単なる戯言です。

俳句

AIの讃歌 〜 そして 驚愕の結末に😱

進化するAI(人工知能) AIの発展は目覚ましく、囲碁や将棋のような有限の手数で終わり、偶然の要素が関わらないゲームでは、AIが人間を凌駕するようになりました。このような分野に限らず、人間は今後益々AIに敵わなくなるでしょう。 それでは、AIは全能で…

ふるさとの山に向かいて…

今年の正月、四国に帰省した時の西日本最高峰 石鎚山です。 愛媛県 西条市 蒼穹は澄明な硝子と化し、冷えた鎌のような空気で覆われています。 そして今回の帰省。 季節は移ろい初夏になりました。 霊峰石鎚の山裾から足許へと視線を巡らせると… ・採り尽くし…

晩夏の挽歌

蝉止みて 病床の父 弱りたり 西条市(愛媛県)にて 9月になって、蝉の声がほとんど聴かれなくなりました。 炎暑の夏を精一杯鳴き尽くし、短い命を閉じたのです。 そして、この無機質な死骸はやがて土に還り、ただ静謐な悠久の時が流れるだけ…

続• 俳句解釈の多様性 〜俳句を作って人工知能に感想文を書かせてみた

本稿は3月25日に投稿した「俳句解釈の多様性(この記事の「まとめ」の後にリンク)」の続編になります。 先の投稿では、『世界一短い詩歌である俳句は、その情報量の鮮少さが故に漠然性が大きくなり、鑑賞者が感知する句意の一意性が担保されないのではない…

俳句解釈の多様性 〜あなたも芭蕉になれる

松尾芭蕉の名句 古池や 蛙飛びこむ 水の音 言わずと知れた松尾芭蕉の名句です。 もし、この句が葛飾区立赤土小学校3年生の山本功くん(仮名)の作品だったら、名句になりえただろうか? おそらく、「古池に蛙が飛び込む音が聞こえてきた」という小学生の単純…

一句 詠んでみた

3月14日、東京では平年より早く桜が開花しました。 そこで、一句… 開花の数日後、寒さが戻り氷雨が降っています。 花咲けど、感染症、紛争などに続く新たな禍事を暗示しているようで気分が晴れません。