東京から四国へ
快晴の午前、東京から新幹線で四国に向かいます。
今日の行程では、「JRを使い、一日で東日本と西日本のそれぞれの最高峰の山を写真に撮る」というミッションを課してみました。
東日本 最高峰
東京駅を出発して1時間弱、進行方向右側の車窓から裾野が広く稜線の美しい山がせまってきました。
富士山です!
新富士駅付近で新幹線の車窓から撮影
富士山〜標高3776m、東日本の最高峰。その優美な風貌は海外でも日本の象徴として広く知られています。
西日本 最高峰
富士山を撮影した約4時間後、岡山で乗り継いだ特急電車は四国に上陸、更に西に進みます。
そして、昏れかかった頃、微かに朱色を帯びた灰色の空を背景に、流れるような濃紺の山並みが顕れました。
石鎚山です!
石鎚山〜標高1,982 m。富士山の独立峰とは対照的な三峰からなるの一連の総体山。日本七霊山のひとつとされており霊峰石鎚山とも呼ばれています。
標高は東日本の圧勝!
ミッションは達成しましたが、東西の最高峰には雲泥の差がありました。
富士山は、堂々たる独立峰であり世界的な知名度も高いのに対し、石鎚山はローカルな山岳信仰の山といった感じです。
標高においては、富士山が西の王者石鎚山を圧倒、約2倍の高さを誇っています。
日本の最高峰は東高西低ですね。
でも、日本の気象状態は…
つい数ヶ月前には亜熱帯のような日本列島でしたが、今日は一転、まだ11月の中旬だというのに、真冬のような寒さです。
突として空気が澄明な硝子に変質したかのようです。
日本列島は西高東低の冬型の気圧配置です。
日本の最高峰の優劣が東高西低であるのとは真逆の情勢ですね😊