こに〜 の ざれごと

日常生活の小さな疑問や発見をアイロニカルに 綴りました… っうか単なる戯言です。

フィギュアスケートの闇【前編】〜その特殊性から感じる危うさ

 

 

今年の全日本フィギュアスケート選手権は羽生、紀平 両選手の圧巻の演技で幕を閉じました。

 

でも、スケート競技大会を観戦していると、他の競技ではあまり見られない場景がいくつも散見され、いつも違和感を覚えます。

 

 

 

コーチが前面に出すぎ

演技直前に選手とコーチが両手を繋ぎ確認の見つめ合い…

青臭い青春ドラマを見ているようです。

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更に、演技が終わると、コーチは選手とともにベンチシートに着座し、私語をを交わしながら採点の結果待ち。

 

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そして、この二人組、多くの場合、選手は二十歳前後の若者、コーチは母親ほど歳の離れた女性 という組合せ。

 

 

奸邪な偏愛のようで 薄気味悪さを覚えます。

 

 

 

 

演技だけを見せて欲しい

6分間練習は興醒めです。

 

観客が、これからアスリートの集大成を観戦しようとしているまさにその直前、プログラムの断片を晒すのは無粋というものでしょう。

 

前段のコーチの件も含め、舞台裏を観客の前に晒すべきではないと思います。

 

  芸術鑑賞の対象は作品にのみ

      着目されるべきです。

 

 

 

 

 

ところが…

採点に関しては、舞台裏を秘匿し、誰がどこで評価しているのかはテレビにも映りません。

 

採点者を神格化して、この判決には問答無用という権勢を暗示しているのでしょうか。

 

日大アメフト部の悪質タックル問題を想起しました。

 

いつか閉鎖的な権力主義が露顕するのではないか という危うさを内含しています。

 

 

 

ボクだけの邪推であればいいのですが…