昭和のカリスマ
巨人 大鵬 卵焼き
昭和時代の流行語です。「子どもに人気のあるもの」の代名詞として使われました。
では、このカリスマを表すフレーズを現在に当てはめてみたらどうなるでしょう。
聡太と翔平
現在のカリスマ(天才)といえば、棋界の藤井聡太とMLBの大谷翔平でしょう。
今年度8冠達成の聡太とMVPの翔平。この二人の天才、将棋と野球と戦域は違えど多くの共通点を有しています。二人とも若くして頂点に上り詰めましたが、驕ることなく謙虚で、その人柄に好感が持てます。金銭に対する淡白さも共通しています。
では、如何にして、このような天才が創出されたのでしょう。
天才の条件
天才発明家、トーマス・エジソンは言いました。
そんなことはありません!
このエジソンの言辞は、「能力がなくても、頑張りましょうね!」という無才な弱者に対する慰みというのが真実だと思います。
ペンギンもダチョウも鳥ですが、いくら努力してもトンビのように青空を優雅に舞うことはできません。
「努力」は天才の創出にはプラスに働くでしょうが、重要な必要条件ではありません。もとより、「努力ができる」というのが生来の才能かもしれません。
総括すれば、天才とは、先天的な秀でた才能がベースにあり、若干の付帯的条件が満たされた時に出現するのだと思います。付帯的条件とは、「教育環境」と「運」です。
令和の時代になって台頭してきたカリスマが聡太と翔平の2人なのに対し、昭和のカリスマは、①巨人 ②大鵬 ③卵焼き の3つが対象でした。
ということで、令和に於いても、①聡太 ②翔平 に続く、第三のカリスマを探索しました。
そして、ついに探し当てたのが…
HIMARI(吉村妃鞠)
日本ではあまり知られていませんが、ボクが推奨するのが日本の天才少女ヴァイオリニストHIMARIです。
HIMARIは2011年6月24日生まれの12歳。2022年 、アメリカの難関名門校・カーティス音楽院に10歳の最年少で合格。現在は義塾幼稚舎を一時退学して日米を行き来しながら活動。9歳までに国内外の39のコンクールで1位となりました。
ボクはHIMARIを高く評価していますが、音楽や絵画のような情緒的ものを言語で客観的に評価するのは困難です。
そのため、この記事の最後にHIMARIの演奏動画(Youtube)のリンクを貼っておきます。
ぜひ、実際の演奏を鑑賞してみて下さい。コメントも歓迎です。
令和のカリスマ
聡太、翔平の2人にHIMARIを加えて三天才が揃いました。
令和版「巨人、大鵬、卵焼き」の完成です。
聡太 翔平 ヒマリちゃん
この3人の天才たちをみて、改めて天才の条件を定量的に言えば…
「天才とは、1%の努力と、
9%の教育環境と、
90%の天性の資質である」
3人は天賦の才を授かって、この世に降臨したのです。
あたかも、障害を伴わないサヴァン症候群のように…
※ サヴァン症候群とは自閉症などの精神障害がある一方で、芸術や音楽など特定の分野に突出した才能を持っていることを指します。
▼ヒマリちゃんの演奏動画です。下のリンク(テキスト)をタップして下さい。
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