お外で炒飯
今日は外食炒飯のお話です。
特に大盛りを注文することの是非について考察しました。
たまに食べたくなる庶民的食品があります。
例えばチキンラーメン🍜
突如食べたくなり、半年ぶりに喫食、そしてやはり不味いことを確認する自虐的食品!
今日は久しぶりに炒飯が食べたくなりました。
材料がないので、中華料理店の炒飯になるのですが…
不味いもの食いたさ
炒飯から受ける負の印象は、「余り物で作るもの」、「冷蔵庫のハンパ物を処分するための献立」といったところでしょうか。
なので外食炒飯も、客の残したライスを再利用することはないにしても、何となく敬遠してしまいます。
また、店舗によっては調理の作業性を上げるために大量の油を使用しており、ベトベトでカロリー過剰のこともあります。
セットメニューにも組み込まれているので、作り貯めをしていて冷めたものが供されるかもしれません。
かように、外食炒飯はリスキーな食品ですが…
それでも食べたい!
「怖いもの見たさ」と同様、「不味いもの食いたさ」とでもいう好奇心に勝てず中華料理店へ出動することにします。
時刻は午前7時。まだ大半の飲食店は開店していません。そこで、駅前の24時間営業の中華料理店へ向かいます。
どちらを注文すべきか⁉︎
入店して、メニューから炒飯を探します。
普通盛りと大盛りの二択です。
普通盛り480円、大盛りが590円です。
量の違いはどれくらいあるのだろう?
お店のホームページで確認します。
大盛りは普通盛りの5割増しといったところです。
ということは、一緒についてくるスープの価格を無視すると、普通盛りから大盛りにアップグレードするための料金は、本来240円のところが、110円(590円−480円)ですむということです。
増量分炒飯は54%引きの価格です。
だけど、大盛り炒飯を食べ進む過程において、最初の3分の2(普通盛り)と最後の3分の1(大盛増量分)とでは炒飯の価値が異なります。
食欲は空腹であるほど旺盛であるため、最初の3分の2の炒飯の方が、(普通盛りの量の炒飯を食べた後の)最後の3分の1よりも満足感が大きいでしょう。
また、喫食の前半はアツアツなのに対し、最後の3分の1は冷めた炒飯になり味が劣化します。
以上二つの増量炒飯の悪目が、54%の値引き以上に喫食満足度の劣化があるようであれば、普通盛りを選択すべきでしょう。
でも、食事の目的を生存のみとして、味にこだわらないなら大盛りの一択かな…
そんな些々たる逡巡の末、選択したのは大盛り炒飯!
大盛り炒飯のお味は…
果たして大盛りで良かったのだろうか? …と思慮しているうちに注文の品が登場しました。
スープも炒飯も受注してから調理したようでアツアツです。
具は少なめですが、ベタつきもなく満足のいくものでした。
量も過剰とは感じず、最後まで美味しくいただきました。
15分で完食しました😋
保険としての半炒飯
今回の大盛り炒飯は正しい決断でしたが、初めてのお店で大盛り炒飯を注文する際、「作り貯めしてて冷たい」、「量が多すぎる」、「単に不味い」等のリスクを避けるには、先ず半炒飯で試食することをお勧めします。
ただし、半炒飯の単位あたり価格は普通盛りよりも高額になるので、少しお得な半炒飯付きのセットメニューで試食するのがいいでしょう。
補遺(弁明)
この記事を読まれた方は、「この筆者は瑣末なことにこだわるセコい奴だな」と感じられたかもしれません。
でも筆者は、「自分は、細かいことには余り拘らない至って鷹揚な性格だ」と思っています。
本稿は日常のたわいない事象に焦点を当てて、ちょっと精妙に掘り下げてみただけです。
もとよりボクのブログは、
『日常生活の小さな疑問や発見をアイロニカルに 綴りました… っうか単なる戯言です』
と謳った「こ⃝に⃝〜⃝のざれごと」であります😅