最強のクロワッサンを、発見!
某コンビニで見つけたクロワッサンです。
形状は他店のクロワッサンと異なり勾玉なような湾曲がなく直線的です。体積はやや大きめです。
このクロワッサンの価格と味を他店のそれと比較することによりコンビニ品クロワッサンを評価してみました。
他店との価格差
コンビニ品は、やや大きめにもかかわらず116円ととても安価です。
一方、美味しいと評判のお店のクロワッサンの価格はいくらだろう?
ネットで特に人気のあるクロワッサン二品の価格を調べてみました。
写真のパティスリーSATSUKI(左)が720円、エレシ• メゾンデュブールが400円。どちらも大きさはコンビニ品と同程度かやや小さめといったところです。
つまり、コンビニのクロワッサンはやや大きめでありながら高級クロワッサンと称される商品の5分の1程度の価格になっています。
この価格差の要因は何だろう?
それとも、高級品は、「フランスの発酵バターを使用」「有名パティシエが育んだ自家製天然酵母を• • 」のような小洒落たキャッチフレーズで不当に価格を釣り上げているのだろうか?
実際は、大型犬の肉球一つ分くらいの小麦粉と更に少量のバター程度の原料しか使ってないにもにもかかわらず…(ボクの推測です😅)
駅前の凡庸なパン屋を数店舗覗いてみたところ、250円前後というのがクロワッサン価格の相場のようです。
従って、コンビニ品は一般的なクロワッサンの半値ということになります。
お味は?
一般的な価格の2品種とコンビニ品を食べ比べてみました。
オ• ザマンド(280円)
デリフランス(240円)
一般品クロワッサンはとても軽く、乾性耳垢が積層したような口当たりです。味は見た目に反し濃厚で油脂成分がしつっこいくらいです。
片や、コンビニ品は…
コンビニ(116円)
緩めの積層で、モッチリとした食感で粘りがあります。一般品のようなカサカサ感はなくシットリしています。味はやや淡白ですが一般品に十分伍していけるお いしさです。
どちらが美味かは好みの問題だと思います。
とするなら、安価なコンビニ品の方が優れているということになるのですが…
コンビニパンの栄養学の的考察
コンビニ品の栄養成分表示です。
エネルギーが368kcalもあります。ダイエット中の人には禁断の食品です。
原材料に「バター入りマーガリン」と表示されています。この表現はバターよりもマーガリンリッチということでしょう。マーガリンの中に1ppmのバターが含まれていたとしてもこの言説は真です。
心筋梗塞などのリスクを高めるとして欧米で使用制限のあるトランス脂肪酸を含むマーガリンが含まれています。アメリカでは「トランス脂肪酸」の食品への使用を2018年以降原則禁止すると発表しました。
フランスの発酵バターなんて使わなくてもいいけどマーガリンはチョット••
砂糖の代用としてチクロやサッカリンを使ってないだけマシとしよう。
安い、うまい、そして…
上記考察によりコンビニのクロワッサンを総括すると…
コンビニ品は安価で味もそこそこ、少なくともコスパは最強でしょう。健康にそれほど神経質にならなければ、クロワッサンの有力な選択肢といえます。
でも、若干の栄養学的難点を甘受したとしても、『白い洋館のテラスでロンネフェルトの紅茶で朝食を…』 なんてシチュエーションで喫食するには相応しくないかな😊