残暑の候の昼下がり、川沿いの道を行歩していると…
何かの死骸が!
車に轢かれた蟹です
道路を横断していて車に轢かれたのでしょう。
蟹は瞬刻にしてこの世を去りました。
生と死のグラデーションを伴わない唐突な死への遷移です。
何の因果がこの蟹に不意の奇禍をもたらしたのだろう。
それとも、あらかじめ定められていた運命なのだろうか?
不思議な因縁のようなもの感じます。
私たちは、何故自分が壮大な宇宙にあって、このちっぽけな特定の地球に生まれてきたのかを知りません。
そもそも、ヒトとして生まれてくることが稀有なことです。
地球上には、ヒト1人に対して昆虫の個体数は1億も存在するというのに…
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通りかかった小学校の男児が轢死した蟹を摘み上げ目線に掲げました。すると、灼熱の路面に蟹の陰翳が浮かびあがります。
それを見た仲間の蟹たちは亡くなった蟹の亡霊が現れたと畏れ慄く…
同様に、この世界における数奇な巡り合わせや怪奇現象も私たちの創造主のたわぶれかもしれません。
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カタツムリにも自我はあるのだろうか?
リーマン予想はいつか真であると証明されるのだろうか?
パラレルワールドって、存在してるのだろうか?
この世界はわからないことで満ち溢れている…