海外からの贈り物
友人からとてもレアな ぬいぐるみをいただきました😸
2022年北京冬季五輪のマスコット氷墩墩(ビンドゥンドゥン)です!
開封!
冰墩墩(ビンドゥンドゥン)
冰墩墩の 「冰」にはいくつか意味がありますが、一般的な意味は「氷」。純粋さや強さの象徴です。また、「墩墩」はたくましさや活発さを意味する言葉で、子供を表しています。
ビンドゥンドゥン」は品薄になるほどの人気を博しました。
「未来」と「永遠(とわ)」というふたつの言葉を組み合わせて生まれました。世界の人々の心に希望に満ちた未来をいつまでも輝かせたいという願いが込められています。
ところが、街頭アンケートでこの名前がパッと出てくる人は、ほとんどいませんでした。
ミライトワのぬいぐるみは、大阪の倉庫の片隅に、相棒の「ソメイティ」と一緒に、うずたかく積まれています。廃棄するわけにもいかず、今後、海外の雑貨店で販売したり東南アジアの農村などに寄付したりするとのこと。
ミライトワと冰墩墩の違い
この二つのぬいぐるみの、人気の差の原因を考えてみました。
▶︎ミライトワの名前の由来がなんとも理屈っぽい。手垢がつくほど使い古された「希望」、「未来」などというワードも抽象的で印象に残りません。
▶︎冰墩墩は実在する動物であるパンダのぬいぐるみです。
一方、ミライトワは「ネットと現実世界とを自由に行き来する性別不明の生物」とのこと。
何者だよこいつ!
どちらのぬいぐるみに親しみを感じるかは明らかですね。
過去の人気者たち
過去の人気マスコットを振り返ることで、好適なマスコットの条件を帰納的に探ってみました。
五輪マスコットの人気者たち
どのマスコットも可愛い動物で威圧感がありません。名前もシンプルで覚えやすく親しみやすいです。
人気のマスコットの体貌を総括すると…
オスなら「ひょうきん」、メスなら「コケティシュ」を宿した愛くるしいヒトを除く哺乳類といったところです。
以上の人気マスコットに求められる属性に対し、ミライトワはその対極に位置しています。
奇を衒った日本のマスコット選考委員の自意識の高さがミライトワという奇々怪々なぬいぐるみを創出してしまったのでしょう。