激安ペットボトルの水
500ccのペットボトル水が51円で売られていました。
10ccあたり1円です。
2リットルを、超えるような大容量のものには更に水単価の安価なものもありますが、容量に関わらず、変動費の小さいペットボトル水を1本51円で提供することは驚くべきことではあります。
10cc当たり1円は安いのか?
この激安ペットボトル水を他の飲料と比較してみます。
ビールの価格は1cc当たり約1円、ペットボトル水の10倍の価格です。
このペットボトル水は100円で1リットル得られますがビールはコップ半分にしかなりません。
🐼んんん… 水じゃ酔えないのでコップ半分でもビールの方がいいかな。
🐶でも、水には人間が生きていくうえで、ビールで代用できない必須の用途が数多くあるぞ!
🐷それに、二日酔いの時は、ビールより水の方が美味しいぜ。10ccで1円なら安いよ。
ここで、「人それぞれ考え方が違う• • 」と言って安易に話をまとめてしまうのは思考停止であり真実は見えてきません。
よろしい、では最安の飲料水を紹介しましょう。
すいどうは、やすい どう?
日本の水道水は飲めます。
水道水には消毒のため次亜塩素酸ソーダが含まれていて旨くないと言われるかもしれませんが、気にしなければ、ペットボトル水と大差はありません。特に低温の場合は区別できないでしょう。
東京都の場合、20㎥使用した時の月額水道料金は2573円ですから、100円で0.78立法メートル。
実に、ビール大瓶にして1230本分の飲料水に相当します。
換言すれば、激安ペットボトル水の800分の1程度の価格です。
それでも水は高すぎる
もとより、幼少期を、清冽な湧水で過ごした私にとって、金額の多寡に関わらず水に支弁することには抵抗があります。
水が本来無償のものであるとするならば、水道水がいくら安価だとしても、それは適正価格の無限倍の価格だといえます。