こに〜 の ざれごと

日常生活の小さな疑問や発見をアイロニカルに 綴りました… っうか単なる戯言です。

最強の牛丼 〜吉野家の牛丼を再現してみた!

 

 

料理に挑戦!

最強の牛丼をつくります!

 

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本稿では、牛丼を喫食するにあたり、外食ではなく自炊することにした理由と意外な結末を書き綴りました。

 

 

牛丼大手3店舗

大手チェーン店は、「吉野家」「松屋」「すき家」です。

高田馬場駅近辺には、これら3店舗のすべてがあります。

 

ボクの好みの味は断然吉野屋です。

だけど価格は、松屋すき家が安価です。

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松屋すき家の400円に対し吉野家は1割以上割高

 

今日はどの牛丼店にいこうか…

すき家は好きや、松屋でも待つよ。だけど、贔屓のお店は、吉野家がわしのや!』

判断に苦しみます。

 

ボクが理想とする牛丼は「安価な吉野家の牛丼」です。

 

これを実現するには…

吉野家の牛丼を安価に再現しよう!

 

 

 

牛丼を作ってみた

牛肉と玉ねぎを買ってきて、醤油、酒、みりん等で味付け、牛丼が完成!

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早速喫食しましたが…

                 不味い🤮

家畜の餌のような野鄙な食味。

そこで、ウスターソースとケチャップを新たに投入、調味料の配合も再調整して3種類のレシピを試すもやはり不味い…

原材料の配合ではなく定性的な錯誤があるようです。

本家吉野家の牛丼を分析する必要がありそうです。

 

 

吉野家へ食べに行く

吉野家牛丼の味の秘密を探りに駅前の吉野家へ出動!

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並盛を注文しました。

吟味すると、ワイン、生姜、ニンニクなどが入っていそうです。

翌日、これらを加えて改善を試みました。

結果、昨日の試作品よりは改善されましたが、吉野家の牛丼には程遠い食味でした。

 

 

方針変更〜どんぶり党を召喚

自作牛丼と吉野家牛丼との隔たりがあまりにも大きいので作戦を変更します。

目標は、安価に吉野家牛丼の食味を作ることですから、吉野家が販売している牛丼のレトルトを採用します。レトルトは具材(アタマ)のみでご飯は付属していません。

 

Amazonにありました!

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一袋が90円弱です。これとレトルトご飯を組み合わせれば200円程度で吉野家の牛丼が再現できるかもしれません。

でも、内容物未確認のレトルト食品を100袋も購入することには抵抗があります。

 

そこで、ドンキホーテにて、3袋429円(1袋143円)のレトルト牛丼を購入しました。

f:id:Conichan:20230806115411j:image         どんぶり党(エスビー食品

更に付加価値を高めるために大盛牛丼に変更します。

吉野家の大盛りは、並盛りの187円アップとなっています。つまり、187円もあれば十分な牛肉とご飯の増量ができるはずです。

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大盛りの量を調べるために再度吉野家に出陣。

大盛牛丼を注文。
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ボクの感覚では、牛肉は並盛より30gほど増量され100gほどあります。同様にご飯も250gから300gに変更されています。

 

 

大盛り牛丼を作る

材料を購入。

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大盛り用の追加牛肉も用意しました。

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レトルトの肉は30g弱しか入ってなかったので、吉野家の大盛り牛丼の肉の量(100g)に合わせるために72グラムの牛肉を追加。

同様に、玉ねぎも1/5個増量。
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どんぶり党、追加の牛肉、玉ねぎを鍋で煮込みます。
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レンチンしてどんぶりに盛ったレトルトごはんに、煮上がった具をかければ吉野家風牛丼の完成です。

 

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味はかなり吉野家牛丼に近づきましたが完成度は50%程度かな。

一番の問題は、肉が厚すぎて脂身も少ないことです。

叶う牛肉が最寄りのスーパー「いなげや」に無かったので、「サミット」まで遠征して調達。

肉を変更して作り直しです。

 

 

サミットの肉に変更(最終版)

「サミット」の牛肉は「いなげや」の肉より15%高価です。

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完成品がこれ!

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まだ牛肉の風合いが違います。吉野家の肉は厚さ1mmにスライスされています。一方、一番薄いと思われたサミットの肉を計測すると1.8mmと2倍近い厚みがありました。

でも、前回の試作品に比べ大幅に吉野家牛丼に近づきました。

吉野家牛丼の70%の味覚といったところです。

 

 

牛丼大盛り自炊の費用

自作牛丼の最終版にかかった費用を求めてみました。

 

【材料費】

• 牛丼の具(レトルト)   143.0円
• 玉ねぎ1/5個                   19.6円
• ご飯300g(レトルト) 127.0円
• 追加牛肉(72g)       164.2円
材料費合計は453.8円でした。

 

【人件費】

自炊に関わったボク1人の人件費を計算しました。

材料調達と調理に要した時間は28分でした。この労働の対価を東京都の最低賃金(令和5年10月)1113円/時で算出すると人件費は、

1113 x 28/60 = 513.4円

 

以上より自作牛丼(大盛)の原価は、材料費と人件費を合算して、967円😰

※ 材料費と人件費以外に水道•光熱費や調理器具•食器の減価償却などもありますが些少なので無視しました。

 

 

自作牛丼のコスパは…

自作大盛牛丼にかかった費用967円に対して、吉野家の店舗での喫食価格(大盛)は635円です。

そして、自作牛丼の味の満足度は吉野家牛丼の70%です。

吉野家牛丼と自作牛丼のコスパを比較してみます。

 コスパ=効果(満足度) ÷  コスト(価格)       とすると、

吉野家牛丼

             100 + 635 = 0.157

• 自作牛丼

               70 + 967 = 0.072

自作牛丼のコスパ吉野家の店舗牛丼の半分以下という結果になりました😭

 

 

結論は…

     牛丼はお店で食べましょう😓