ゾンビ方式
以下は東京五輪•野球の競技方式です。
なんとも冗長で不合理です。
この競技方式では、6チームの戦いですが全試合数は16と多めです。そして、最大の欠点は、一勝の価値が試合により偏りがあることです。
この敗者が何度も甦るゾンビ方式(ボクの勝手な命名です)によってもたらされる禍害とは…
実際に…
具体的な不合理が生じつつあります。
昨日の8月4日夜、これまで全勝の日本は既に米国に一敗している韓国と準決勝を戦い5対2で勝利し決勝に進出しました。(K国は後から「審判のせいで負けた」とケチつけそうですね)
韓国は2敗となりましたが5日の米国戦に勝利すれば7日に再度日本と決勝戦を行うことになります。ここでもし韓国が勝利すれば二敗の韓国が一敗の日本の上位に来て金メダルとなります。
納得できません!
(相手が韓国だと尚更です)
ゾンビ方式には、競技日程前半の勝利よりも後半の勝利の重みが大きいという致命的な欠陥が内在しています。
このフォーマットを作成した大会組織委員会は頭がおかしいのでしょうか?
リーグ戦でいいじゃない!
奇策を労せず単に6チームのリーグ戦(総当たり)にした方が簡潔で公平です。そして全試合数も15とゾンビ方式より1試合少なくてすみます。
もし…
5日の米韓戦で韓国が勝利して、7日に日韓で金メダルを争うようなことになれば…
新郎新婦の新婚旅行を見送った新幹線の扉が再び開いたような何ともいえない遣る瀬無い気分になります。
⚠️提言です〜 もしゾンビ方式を採用するならば、決勝戦において、敗者復活側のチームが勝利した場合はもう1試合プレーオフを行い勝った方を優勝とする。決勝で勝者側のチームが勝った場合はプレーオフは行わない。つまり、勝者側チームにも敗者復活の権利を与えることで公平性を担保するというものです。