こに〜 の ざれごと

日常生活の小さな疑問や発見をアイロニカルに 綴りました… っうか単なる戯言です。

「きっぷの良さ」が経済回復路線の切符!

コロナウイルス経済対策の一環として、特別定額給付金の申請書が郵送されてきた。

シンプルで分かりやすい政策だ。

 

ただ「定額」の10万円というのが、いかにも「低額」だ。

 

煩雑な給付の手続きに対して10万円という金額は釣り合いが取れていないような気がする。

 

2枚のマスクを全世帯に配布するというアベノマスク同様、粗品感が宿っている。

 

ここはガツンと50万円くらいの給付で気っ風の良さを見せて欲しい。

 

もし、10万円では足りないということになり、10万円給付を2回、3回と繰り返すことになれば、固定費ともいうべき給付手続きも複数回に増加する。

また、受給側としても申請手続きの煩わしさが2倍、3倍となる。

 

全国民に50万円というあぶく銭?を渡せば、国民の何割かはすぐに浪費に費やすだろう。(あぶく銭は身につかない)

 

飲食店用補助金助成金などは不要となる。休業要請緩和が遅れる接待を伴う飲食業界などは特需に潤うだろう。

 

▶︎50万円の原資はどうするんだ…
と言われるかもしれない。

 

それは赤字国債で賄えばよろしい。

 

政府が発行した国債は日銀に買い取ってもらう。日銀は紙幣を増刷する。新しく刷られた紙幣が消費にまわれば景気底上げの効果が期待できる。紙幣の増刷によるインフレは雇用の改善にもつながる。(論拠はフィリップス曲線に因る)
また、悲願であったデフレ脱却も達成される。

 

▶︎いいことずくめなんだけど…
どこかに理論の破綻があるのだろうか⁉︎

 

だって中央官庁の優秀な官僚がこんなことに気づかない訳ないもの。

 

それとも単に、10万円と50万円という、定量的な部分での見解の相違だろうか?

 

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