▶︎毎日、メディアでｺﾛﾅｳｨﾙｽ感染者数が報道されています。これに対し一つの疑問が生じたので私なりに検証してみました。以下、考察結果を記します。
▶︎考察の条件は後述のとおりですが、数字は私のかなり大まかな推定値が前提ですがそれほど現実離れした数値ではないと思います。
【条件】
1️⃣感染者が1万人に一人いる
2️⃣検査精度は99%（このような検査ではかなり精度は高い）
▶︎この条件で、検査を受けて、陽性の判定が出たとします。
▶︎この時、検査ミスによる陽性判定は、ミスの確率が1%だから1万人を検査すれば100人ほどは陰性にもかかわらず陽性と判定されます。
しかし実際には感染者は1万人に1人ですから陽性と判定されたとしても、その100人のうち99人は陰性です。
▶︎ということは陽性と判定されても本当に陽性である確率は１%です。
▶︎したがって感染者数で事態の重篤度を判断することは、被検査者数が小さいことと精度の不確実性が大きいことにより適切ではないと思います。
むしろ死亡者数を基準にするべきではないでしょうか。
▶︎だって、「死んでいるか」と「生きているか」の検査精度はほぼ100%ですから。
