先の投稿で「マクドナルドのハンバーガー」について記しました。（本稿の最後にリンクあり）
その際、「ギガ• ビッグマック」なる商品の存在を知りました。
購入して、その素性を調べてみます。
ギガ•
開封すると…
名実一体ならば…
「ギガ• ビッグマック」という名称を字句通りに解釈すれば、「ビッグマック」の10億倍のハンバーガーということになります。（ギガは10億倍を意味します）
ギガ（giga、記号:G）は国際単位系(SI) におけるSI接頭語の1つで、基礎となる単位の10億倍の量。
実際はどうなのでしょう？
ギガ• ビッグマックの正体
バーガーを測定してみましょう。
基準となるビッグマックの質量は217g、概算体積は496㎤でした。
一方、ギガ• ビッグマックの質量は421g、体積 962㎤。
ギガ• ビッグマックはビッグマックと比較して質量、体積共に1.94倍でした。
「ダブル• ビッグマック」もしくは「ツワイス（twice）• ビッグマック」というのが妥当なところでしょう。
マクドがどうしても、ギガという接頭語に拘るならば、「0.00000002ギガ• ビッグマック」と称するのが良心的だと思うのですが…
真正 「ギガ• ビッグマック」
ギガ• ビッグマックが文字通りビッグマックの10億（ギガ）倍の大きさだったら…
形状がバーガーに類似している東京ドームを引用して説明します。
東京ドームの体積は124万㎥です。（1240000000000㎤）
一方、ビッグマックの体積は496㎤です。
よって、東京ドームの大きさは2.5ギガビッグマック（25億個のビッグマックの体積）ということになります。
即ち、バーガーの大きさが東京ドームの半分近く（40％）であれば、名実ともに「ギガ• ビッグマック」と言えるのです。
「ギガ• ビッグマック」は5億倍に誇張された商品名でした。
まあ、家畜の飼料ごとき食物を人気フードにまで昇華させたマクドのことですから、この程度の大言は定番フレーズかもしれませんね。
▼後編
🍔ギガ• ビッグマック（後編） 〜法学的考察 - こに〜 の ざれごと
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