野菜を食べましょう!
厚生労働省は、生活習慣病などを予防し、健康な生活を維持するための目標として「野菜類を1日350g以上食べよう」としています。
1日350gの野菜とは、このキャベツを3日で完食しなければなりません。
ウサギじゃあるまいし…
それに、ここんとこの物価高騰 により野菜の価格も高くなっています。野菜1日350gは厳しいです。
厚生労働省の提言の趣意は、必要量のビタミン等の栄養素を摂取しろということでしょう。
ならば、必要な栄養素の摂取を食事ではなく、別の手段で達成してもよいのでは。
そして、食事の目的を、健康や生命維持を第一義とせず、好きなものを食べてもっと楽しみたいものです。
別の手段とは…?
サプリで栄養素を賄おうということです。
ということでドラッグストアに出動!
コスパは野菜よりサプリ!
夥しい種類のサプリが販売されています。
栄養成分と価格を見る限り、どのサプリも野菜よりも安価に栄養素を摂ることができます。
「栄養は食品から摂取しましょう」なんて唱える人がいますが、そんなことはありません。
窃取した1000円も汗水たらして稼いだ 1000円も価値は変わらない。(お金に色はない)
これと同様に、栄養素は食品で摂ろうがサプリで補給しようがその摂取手段は問題ではありません。
どんなサプリがいいの?
購入すべきサプリの条件としては、
▶︎一応、毎日2〜3食は摂っているので、サプリによる栄養素補給量はメーカーが推奨する1日の摂取目安量の半分が至適といえます。
▶︎また、栄養成分はマルチビタミンにミネラルを含むものがバランスの良いサプリとされています。
これらの条件に叶うサプリとして二つの商品を見つけました。
二つの商品の違いは、写真左(以下Aという)の商品が1日1錠で120日分なのに対し、右の商品(以下B)は1日2錠で100日分しかありません。(A、Bともに1日分の栄養素量は同量です)
でも、もっと安価で販売している店はないだろうか?
安価な店を発見!
「驚安の殿堂」でおなじみのディスカウントショップを覗いてみました。
他店の約3分の2の価格です。
二つの商品を較べてみます。
Aの商品1錠に含まれる成分は、Bの商品2錠と同等になっています。
メーカー推奨量の半分を服用するので、1日の摂取量は、Aは半錠、Bなら1錠です。
Aの方が安価ですが、1日半錠というのが面倒ですね。
どちらの商品を買うべきか?
錠剤の分割に挑戦
Aの商品を二つに割って服用するのが最も安価です。
でも、分割するという手間が附帯します。
つまり、A、Bどちらの商品を購入するかの判断基準は、「Aの商品を二つに分割する手間がAとBの価格差に見合うか?」ということになります。
今回はとりあえずAを購入して、実際に二つに分割してみることにしました。
分割の難易度は…
Aの錠剤には、真ん中に切れ目が入っているので、ピルカッターなどを使わなくても簡単に分割することができました。
メーカー推奨量の半分を1日に服用することにしたので…
「驚安の殿堂」の価格において、Bの錠剤は1日当たり12.86円ですが、Aの錠剤を分割したものだと9.63円ですみます。
Aの商品(120錠)を分割することで、ひと瓶当たり775円安価に服用できます。
A商品購入は正解でした!
錠剤を分割する労働価値
全量(120錠)の分割作業は6分で完了しました。
6分の作業で775円安価な商品を贖うことができます。
つまり、この作業の時間給は、7750円という高額な報酬となります。
全国一高い東京都の最低賃金は時給1072円(令和4年)ですから、それの7人分以上の高賃金です。
話がだんだんセコくなってきたので、金銭的なことはさておき結論です。
『栄養摂取はサプリに任せ、私たちは好きなものを食べて食事を楽しみましょう!』