※機種やキャリアに依存した個人的見解です
スマホの通信費を減らそう!
今回は通信費に占める機種代金の低減策がテーマです。
10万円のスマホを3年間使用すると、スマホ本体代金として毎月3000円程度を支払っていることになります。
この3000円の固定費を低減し、月々の通信費を低減することを検討します。
因みにボクが現在、スマホキャリアに支払っている金額は月額2800円程度です。(データ通信無制限、通話従量制(20円/30秒))
結論を先に言います。
『無駄な機種変更を止めて、安価な機種を10年使おう!』
以下、具体的な方策を記します。
機種変更の誘因と賢明な対応
月々3000円のスマホ本体費用の発生は機種変更することによって生じます。
では、そもそも機種変更はなぜ必要なのでしょう?
以下に1️⃣、2️⃣、3️⃣の三つの機種変更の動機と、それぞれの動機に対する対応を記します。
1️⃣バッテリーの劣化
機種変更の一番の要因はバッテリーの衰弱です。充電が一日持たないようになると実用性は大幅に低下します。
バッテリーの壊死は人間の心筋梗塞のようなもので打つ手は無いのでしょうか?
いえいえ、心臓移植(バッテリー交換)によってスマホは蘇生します。
🐼が80前後で充電が1日持たなくなり、バッテリー交換が必要。交換で100%に回復!
バッテリー交換を正規店に依頼すると高額な料金を請求されます。なので、「じゃ、いっそのこと機種変更しよう!」という思考パターンでスマホを新調する人が多いようです。
でも、数千円の投資でスマホ寿命を3〜4年延命することがが可能です。
4年使用したiPhoneに対し、以下の対処を実際に行いました。(この記事の最後にリンクあり)
バッテリー交換は自分で行うか、非正規店に依頼しよう!
①自分で交換
Amazonでバッテリーを購入し、自分で交換すれば2〜3千円の出費で済みます。(下の写真左)
ということでスマホを分解してみました。(上の写真右)
ところが、自己交換に問題が発生しました。なんと、外装とL字型のバッテリーが粘着剤(両面テープ?)で固定されています。
んんん…粘着剤を温めるか有機溶剤で溶かして穿り出すのはリスクが大きいです。
ということで、この方策は断念。
②非正規店に依頼
駅前に安価で怪しくないお店を発見。狭小な店舗ですが全国に50拠点を有する総務省登録修理業者です。
バッテリー交換の価格は5830円です。(ネット予約すれば更に500円値引き)
40分以内に修理完了を条件に依頼、25分後、バッテリーが交換されたスマホが戻ってきました。
バッテリーを1〜2回交換することで、一つのスマホを10年間使い続けることができます。
2️⃣新OSの機能が使えない
機種変更の要因の二つ目は機種依存のあるOS(基本ソフト)への対応です。
スマホのOSがバージョンアップされ便利な機能が提供されても、古い機種だとその恩恵を受けられないことがあります。
iPhoneの新規OS、iOS16を例に引いて検証します。
【iOS16の新機能】
①ロック画面のカスタマイズ
②バッテリー残量の%表示
③ポートレート写真のぼかし
④画像内にある日本語の認識
⑤非表示アルバムのロック
⑥横向きのFace ID解除
⑦重複した写真の検知と統合
⑧写真の切り抜き• 貼り付け
…等々
盛り沢山の新機能ですが、気になるのは①と⑧くらいかな。②は一度改悪した機能をもとにもどしただけたし。
①ロック画面のカスタマイズ
この機能を用いて作成したロック画面です。
ロック画面にアプリを置くことができます。ロック画面からすぐに電子マネーでの支払いにアクセスできて便利です。(もちろんロック解除は必要ですが爆速顔認証なので解除を意識することもありません)。ロック画面での通知方式も変えられます。
でも、この機能、あればいいけど、どうしても必要というものではありません。
⑧写真の切り抜き• 貼り付け
切り抜いた被写体を画像として保存したり、メモに貼り付けたり、メールで送ったりする機能です。
この機能はiPhoneXS以降の機種のみ対応となっており、iPhoneXやiPhone8などは非対応となっています。
下の写真は切り取った画像を別の写真に貼り付けたものです。
でもこの機能はサードパーティ製のアプリを使って容易に実現できます。
だからこの機能も必須ではありません。
つまり、OSのバージョンアップによりスマホに致命的な不具合が生じない限り機種変更は不要です。また、OSのバージョンアップをせずに現行バージョンで使い続けることも可能です。
3️⃣スマホの基本スペックが低い
処理能力が10倍に向上❗️
のような、機種変更の背中を押すような謳い文句をよく耳にしますが騙されてはいけません。
1000分の1秒の処理速度が1万分の1秒に(10倍に)高まったとしても体感速度は変わりません。
スマホの進化は、上限に近づいています。毎年新しい機種が発売されますが斬新な変化は少なくなってきました。
なので、機種変更の際、必ずしも最新機種を選択する必要はありません。安価な型落ち機種でも問題ないかもしれません。
但し、機種変更の際は、10年間使い続けることを考慮して、最新チップのなかで一番安価な機種に移行しましょう。
具体的に説明します。
仮に、現在iPhone7を使用していて機種変更するとします。この時点で最新機種はiPhoneXだとします。
この場合、iPhone7の後継機種は、最新機種のiPhoneXではなく、最新機種と同じチップを搭載して一番安価なiPhone8を選択します。
更なる、通信費の低減
本稿ではではスマホ本体の固定費を下げることに限定して通信費の低減を検討しましたが、これに加えて、契約プランの変更、携帯ショップを介さずスマホを購入するなどの施策によりまだまだ通信費の低減は可能と考えます。
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