こに〜 の ざれごと

日常生活の小さな疑問や発見をアイロニカルに 綴りました… っうか単なる戯言です。

炎昼の死生観 〜四国への帰省はセンチメンタル・ジャーニー😱

 

四国に帰省しました

今年のお盆休みは四国の実家で過ごします。

全国的な猛暑のため、外出を避け実家で無聊に過ごしていると死生に想いが及んでしまいます。

 

帰省の際、車窓から遠望した瀬戸内海です。

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この瀬戸内海の海水が全て新しい海水に入れ替わるには何年を要するのだろうか?

片や、地球上の全ての人間が入れ替わるには120年程度。「人生100年時代」と言われていますが、人は生誕後120年もすれば必ず死を迎えます。

人の命は儚くて…

それでも100歳まで 生き存えられれば望外の 僥倖と言えるでしょう。

でも、天寿を全うする人は稀で、その対極には、若くして他者から死に追いやられる人も存在します。

 

死刑が確定するも…

最高裁によると、死刑判決が確定し執行されていない死刑囚は、2023年末で107人とされています。

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そして、2012年から2021年までの10年間において、死刑を執行された者について、死刑確定から死刑執行までの平均期間は、約7年9ヶ月です。

この7年9ヶ月は、82歳(男性)の平均余命7.75年(2022年時)と同じです。

つまり、82歳の男性に対する「死刑宣告」は「被告を 拘置所に拘束する」と同値ということになります。

 

とするなら…

人がこの世に生を授かるということは、暗澹たる前途の始まりかもしれません。

 

 

最初の審判

最後の審判」とは生前の行いが神によって審判され裁かれるという思想です。

そして 「最初の審判」(ボクの造語)は、「人は生誕時に神によって寿命が定められる」の意と言えます。

人は誕生からせいぜい100年で死を迎えます。

そしてその確率は100%😱

即ち…

生誕の日は死刑判決確定の日でもあるのです。

f:id:Conichan:20240813111048j:image2022年の日本人の平均寿命(0歳時の平均余命)は男性が81.05歳、女性が87.09歳です。

 

んんん、 鬱 鬱 鬱…

 

 

今を生きる

でも、不如意な未来を思い悩んでも詮無いこと、今を如何に楽しく生きるかに集中しましょう。

人生は「今」の連続だから。

 

花の命は短くて

苦しきことのみ多かりき

されど花は咲くなり

人は舞うなり                  林芙美子

 

ということで…

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              命短し恋せよ乙女

そして、ちっぽけな感傷で精神を破壊するアンニョイな四国を早々に脱出しよう!