コロナ禍にあって、愛媛県は、35日連続新規感染者ゼロの日本記録をもっています。
こんな愛媛県に東京から帰省すると、さまざまなパッシングを受けるようです。
帰省した実家に、
「さっさと帰って下さい」
とビラを貼られた人。
友達から、
「お前、東京から来たって絶対言うなよ」
と告げられた人。
どうも、愛媛県人は、「東京」と聞いただけで神経質になり、警戒を通り越して敵意のような感情を持つようです。
ところが11月下旬になると、愛媛県でも1日の新規感染者が20人を超え、数日連続で最高値を更新しました。
県庁所在地の松山市では10万人あたりの感染者数は東京とほぼ同数になっています。
これで、愛媛県人と東京人は同じ穴の狢…
東京人に対する偏見的 なそしりは終息するのでしょうか。
ボクはそんなことにはならないと考えています。
その理由は愛媛県における東京人は少数派だからです。
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喫煙を例に引いて説明します。
この20年ほどで喫煙者は大幅に減少し、喫煙マナーも向上したにも関わらず、喫煙者に対する風当たりは今まで以上に強くなっています。
非喫煙者の受認限度が低下したのでしょうか?
否、喫煙者が多数いた頃は、非喫煙者も喫煙者を受け入れ両者は共存していました。
ところが喫煙者が次第に減少して社会的敗者に没落することで
喫煙者=加害者(悪人)
非喫煙者=被害者(善人)
という構図が確立されたのです。
そして、少数民族である喫煙者は責め苛まれることとなりました。
いつの世も、少数派は多数派に虐げられるというエセ民主主義は順道なのです。
てなことですから、
帰省中は寄生虫のように暗渠に身を潜め、詮ない反論もせず、それでいて小賢しく実利を追求していく…
というのが賢明な大人の処世術かもしれません😅