うどん店を発見!
四国に帰省の際は必ずうどんを喫食します。
四国うどんは、コシの強さとツルッとした食感、甘みとコクのあるいりこの出汁が特徴。
香川県の西部から愛媛県の東部にかけて多くのうどん店が林立しています。
今日も前回の帰省時にはなかったうどん店に行き当たりました。
店外にあるメニューです。ここであらかじめ注文を決めます。
今日は、価格の妥当性について考察してみます。
うどん玉の価格
っうことは…
うどんひと玉が120円。
これは少し高いです。変動費だけではなく、固定費と利益も織り込んだ価格でしょう。
その論拠は…
このうどん店から数キロメートルのところにあるスーパーです。
四国では、うどんひと玉が14円で売られています。
うどん玉の原料が、安価に買い付けた小麦粉(約100g)と少量の食塩と水だとすれば可能な価格です。
おろしの価格
↑
この「おろしぶっかけ」から
この「ぶっかけ」を取り除くと
↓
おろしが残ります
350円 − 330円=20円。これがおろしの価格。
安い😊
注文は「おろしぶっかけ」がオススメです!
原価構成は…
だけど、おろしぶっかけの価格が350円で、うどん玉120円、おろし20円ということは、ねぎとだし汁で210円ってこと。
高い😤
この210円とうどん玉の利益で固定費を捻出し、余剰分が利益となるのでしょう。
でも、固定費はこんな店舗ですから…
いざ、入店!
客はボクだけですが、従業員は3人投入されています。
愛媛県の最低賃金が低い(時給793円)とはいえ、人件費が固定費の大宗を占めているものと思われます。
※東京都の最低賃金は1041円/時
トッピングはセルフです。
おろしぶっかけうどんの完成です
蓮根の天ぷら(140円)も追加しました。
四国うどんのまとめ
味については合格点だと思います。
価格も適正なようですが四国の物価に照らせば高いです。でも、うどん店の採算性を考慮すると、売上金額が絶対的に不足しているので仕方ないかな。
なので…
四国のみんな、もっと四国うどんを食べましょう!