一万円入ります!
チェーン店系レストランの会計時に時々耳にする。
▶︎まず、第一の疑問は、
この掛け声は誰に向けて発しているのだろう?
紙幣の額を確認することで客とのトラブルを避けるのであれば、客から受領した一万円札を見えるところに置いたまま釣り銭の準備をすれば済むことだし。
また、一万円を超える高額紙幣は存在しないのだから紙幣を間違ったとしても店側が損をすることはない。
ということは、この掛け声は店側の事情によるものだろう。
この掛け声は、どうもアルバイトのような非正規社員のルーチン作業のようにみえる。
非正規社員の不正防止だろうか?
もしそうなら経営者に近い職責の人がその発声をチェックしているのだろうか?
▶︎第二の疑問は、
一万円札入ります
の 「入ります」 は何処に入るのだろう?
想像だけど、
一度客から受領した一万円札は他の紙幣と違い、再度釣り札として利用されることはない。だから一万円札はレジスターの奥にある秘密の小部屋に入れられるのかもしれない。
「〜入ります」 は秘密の小部屋に入ることだろうか?
そして、閉店後、掛け声の回数をチェックしていた上司が、発声回数と秘密の小部屋の一万円札の枚数を照合するのだろうか?
んん… そんな面倒なことやるだろうか。
そもそも、不正を犯すようなアルバイターは一万円札を受領しても沈黙しているだろう。
謎である…