こに〜 の ざれごと

日常生活の小さな疑問や発見をアイロニカルに 綴りました… っうか単なる戯言です。

🌀野球一族の陰謀 〜なぜ審判員は4人もいるの?

 

 

プロ野球の審判員

コロナ禍の際、プロ野球は一時的に無観客試合で行われました。

前々から思ってたのだけど、これを契機に審判員も無くせなかったのだろうか?

現在の審判員4人は過剰です。少なくとも3人の塁審は不要です。3人の塁審を球審が兼任し、微妙なプレーはビデオ判定で確認すればよろしい。

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無審判員試合で、最も技術的障壁が高いのが、投球の判定(ストライクかボールかの判定)をする球審員の無人化と思われます。

この可能性も追求してみました。

 

 

ストライクゾーンの定め方

ストライクゾーンは選手の体型に依存するため、予め選手各人の身長、肩や膝の位置などを測定し、選手ごとのストライクゾーンを登録します。

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投球の判定

選手ごとに定められた五角柱の空間(ストライクゾーン)をボールのいずれかの部分が通過したか否かで判定します。

この投球の判定を自動化する技術は既に存在しています。

 

 

2つの既存技術

【スピードガン】

野球では、スピードガンが実用化され、球速の情報が得られるようになりました。

原理は、マイクロ波をボールに当て、反射した周波数を測定し速度を算出(ドップラーの原理より)するというものですが、結果として『時間軸に沿った位置の情報が得られる』のですからストライク• ボールの判定にも使えそうです。

 

【テニスのチャレンジシステム】

テニスの大きな大会では、にチャレンジシステムが採用されています。

判定に再ジャッジを要求すると、会場にCG映像でボールの軌跡が再現されます。

10台のハイスピードカメラにより分析• 処理する電子審判技術です。

観客は手拍子で判定の行方を見守る…
テニス観戦の一つの醍醐味になっています。

プロ野球にもビデオ判定が導入されましたが、これほどの盛り上がりはありません。

 

かように、スポーツの機械による判定は徐々に増えつつります。

 

 

投球の判定を無人化する!

素人考えではありますが、『ボールに周囲より4〜5℃高くなる熱源を埋め込み、選手ごとに登録されたストライクゾーンに張り巡らせた赤外線センサーでボールの軌道を感知する』ということは可能に思われます。

ボールにコストはかかるものの、主審の人件費と判定の正確性を考えればメリットの方が大きいはずです。

 

 

無人化を阻むものとは…

他競技の電子審判を取り入れた実績をみれば、野球における無審判試合は技術的にも、コスト的にも十分可能と言えそうです。

 

ではなぜ実施しないの?

 

審判員が失業してしまうから⁉︎


それとも…

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砂漠の干上がった塩湖で採掘した岩塩を、トラックを使わず、このイラストのようにラクダの背中で運んだほうが情緒がある…
とでも考えているのだろうか。