四国で会遇した昭和の佇まいを宿す五景です。
陶器でできた丸型ポスト
東京23区では2013年時点で5本が残っていましたが、現在はどうなっているのでしょう。
造り醤油の老舗
醤油蔵や酒蔵では、大豆や米を蒸すため、蔵には煙突があるのですが見当たりませんでした。製造方法が合理化されたのでしょうか。
床屋のあめんぼう
今でもよく見かけますが、さすがにこれは主張しすぎだろう!
屋外設置の洗濯機
昭和の時代は飼い犬と洗濯機は家の外が定位置でした。また、二層式の洗濯機が標準でした。
銭湯の番台付近
お風呂屋での野菜即売と指名手配のポスター貼付は定番でした。「瓶の牛乳」と「ケロリンの桶」がなくなったのは寂しい。
降る雪や 明治は遠く なりにけり
この句は、明治から大正になって約20年後の昭和6年に中村草田男が詠んだものです。
片や、昭和の終了から早34年。でも、四国にはまだ昭和が…
四国への新幹線は、恰もタイムマシンのようです。