ウクライナ紛争の犠牲者
ロシアとウクライナの紛争による死者は数万人になっています。そして、負傷者はその3倍以上と推定されます。
両国の目的が殺人ではないにしても、結果として、この紛争は「殺し合い」の一面があることは否めません。
喧嘩のルール⁉︎
この紛争では、民間人の殺害が強く非難されていますが、兵士に対してはそれほどでもありません。
また、ウクライナにしてみれば、何もしてないのに、ロシアが侵攻してきて国土を破壊する… 国と自分の命を守るために手段を選んでなんかいられません。サリンを使ってロシア軍を迎撃しても正当防衛と言えるかもしれません。
かように、この紛争において、殺人の被害者が誰かに因って罪の軽重に差が出ています。
では、殺人の手段についてはどうでしょう?
違和感のある報道
この東ヨーロッパで繰り広げられている紛争に対する報道は以下のようなものです。
すごく非論理的な感じがします。
「殺し合いのルールとして、ミサイルでの爆撃はいいけど、生物兵器や化学兵器はダよ!」 って趣意です。
子供の喧嘩に例えるなら…
こんな中波半端なケンカならやめちまえよ!
って言いたくなります。
同様に、紛争に対する報道は、
「ダメージの小さい兵器でじっくりやろうぜ!」という合意をロシアは遵守しろ• •
ということでしょうか?
大量殺人の非合理性
戦争そのものが、もともと理不尽な属性を内含しているのだと思います。
大義があれば国家ぐるみでの殺人は正当化されます。(ロシアにはその大義すらありません)
新たに核を持とうとする国を、核保有国が非難するなんてのも非論理的です。
太平洋戦争を終結に導いたのが広島と長崎で使われた核兵器であったというのも逆説的で皮肉なことです。
でも、ミサイルで爆撃しようが、サリンを散布しようが、はたまた、原爆を投下しようが、神の眼からみれば、「また愚かな人間どもが殺し合いをやってるな」ってとこなんでしょうね。