10日ほど前、昼食を摂るために高田馬場駅前に出動。駅前広場には路上飲み対策のため金網でバリケードが造設されていました。
そのバリケードの金網に奇異な鍵を発見!
ハートや相合い傘が描かれたいくつもの鍵。
誰がなんのために…
ミーハーな女子高生が創生した青臭い都市伝説だろうか?
「7月7日7時7分にこの鍵が結締していれば二人のまわりに結界が形成され愛は永遠です」
みたいな。
フェンスを設置した新宿区は「不法投棄にあたるので、鍵は撤去する予定。今後の設置もやめていただきたい」としています。
しかし発見から10日後の現在も設置されたままです。新宿区もなかなか度量が広いですね。(あるいは職務怠慢?)
この金網に連なる多数の鍵が惹起する既視感は何だろう…
そう、不吉なおみくじの処理です。
「おみくじは悪い物は境内の木に結んで、良いものは持ち帰る」という風習があります。
悪いおみくじは木に結ぶことで凶が福に転じるようお願いする意味合いがあります。
とするなら…
この鍵は悲恋の象徴。この凶事を封印して新たな幸せを掴みたいという願いを込めたものでしょうか?
何れにしても、KEY(奇異)であることは間違いありません。