Chatbot 〜人工知能の進化
以下は友人との会話です。
🐼:友人 😸:ボク
🐼AIの進化で将棋は、人間がAIに勝てなくなったね。
😺うん、なので、多くの棋士が将棋の研究にAIを取り入れてるね。
🐼今後も様々な分野で、AIが活用されるようになるだろう。
😺最近の、AIではChatbot(チャットボット)という「自動会話プログラム」の進化がすごいね。医療診断や小売業での顧客対応などに利用されているよ。
2日後…
前述の友人からメールが届きました。
友人のメールの趣意は…
『ステージG4の腎臓病と診断された。でも、透析治療はしたくないな。透析しなかったら早死にするのかな。Chatbotに聞いてみて!』
この友人の質問をChatbot(自動会話プログラム)にぶつけてみました。
Chatbotの回答は…
あなたの余命は5〜10年です!
すぐに友人に連絡してあげました😅
ChatGPTとの会話
5〜10年という非情な余命宣告をしたのはChatGPTというChatbotです。
ChatGPT : OpenAIが2022年11月に公開したChatbot。リリースされてからわずか5日で100万人のユーザーを獲得、2ヶ月余りでユーザーは1億人を突破した。
実際のChatGPTとの会話は以下の通り。
英語や中国語でも会話できます。でも、英語に対するレスポンスが一番的確な対応をしてくれました。
ChatGPTには創造力もあります。
俳句を作らせてみました。
ChatGPTは詩や歌、エッセイ、短編小説などを創作することもできます。
そして、これらの創造的な要求に対し、毎回異なる回答を返してきます。
ChatGPTの可能性
ChatGPTのような自動会話プログラムの普及が私たちの生活にどのような影響を与えるのだろう?
ChatGPTの応用例を考えてみました。
▶︎いま、高齢化社会が進行しています。孤独老人との話し相手になれそうです。
▶︎会話の最後に「子供にもわかるように説明して」と付言すると、難解な字句を用いず回答してくれるので、幼児教育に活用できるかもしれません。
また、読書感想文や作文の創作などもこなせそうです。
ただ、教育の現場への導入は弊害にもなりかねないので注意が必要です。
▶︎プログラミングの分野では、エクセル関数などの自動生成、コードプログラム作成やバグとりなどもできます。
低レベルのプログラマーはChatGPTに取って代わられ失業するかもしれませんね。
ChatGPTの活用法はまだまだ幾らでも思いつきそうです。
この有用性の高さは、Google検索に対する余命宣告にもなりかねません。
Googleどうする⁉️
「ググってみて!」(Googleで検索してみてください)
という常套句が消滅して、
「ちょっと(Chat)グプッテ(GPT)みて!」
になるかもね。
でも、Googleも金に物言わせて、それほど時をおかずして対抗製品を投入してくるでしょう。