こに〜 の ざれごと

日常生活の小さな疑問や発見をアイロニカルに 綴りました… っうか単なる戯言です。

えー詭弁はいかがすかぁ 〜漢奸政治家を論破する

詭弁を弄する売国政治家

以下は、国会質疑に於ける某議員の言明です。
「ただいまの私の発言は、単に両国の友好関係の継続を切望するものであり、それ以上でもそれ以下でもありません。他意はごさいません」

この議員は常に特定の勢力に肩入れする意図を隠蔽し、国民を欺く政策を強行するために論理的に破綻した詭弁を駆使して国益を損ねようとしています。
よし、ボクも詭弁でこの議員の言明の揚げ足を取ってやろう!

 

「それ」ってなんだよ?

某議員の主意は次の通りです。
「わたしが切望するものは友好関係。それ以上でも、それ以下でもない

つまり某議員が切望する「それ」は、
【それ以上でない】かつ【それ以下でない】←構文Zとします。
というもの。

でも、かような「それ」は存在しません!

下記のベン図で説明します。

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「それ」はCの領域の要素に相当します。
でも構文Zにより「それ」は(A+B+C)の補集合であるDという集合になります。明らかに矛盾が生じています。構文Zに誤謬があるのです。

要素はA、B、Cですべてを尽くしています。よって某議員の定義するD(それ)は空集合です。

別の例を引いて説明します。

 

あんたに血圧はないのかい?

構文Zは、
「私の収縮期血圧は150です。150以上でも150以下でもありません」
と同一文型です。

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やはり言及する対象(血圧)は存在しません。

▶︎「以上」と「以下」についてf:id:Conichan:20251126184551j:image※  以上」「以下」は、境界値(基準となる値)を含む表現です。一方、「未満」「超」は境界値を含みません。 

 

実際には…

「それ以上でも、それ以下でもない」という言説は、ある物事の状況が、まさにその状態であることを強調する表現です。

「ちょうどその通りで、過不足がない」ことを意味する慣用句なのです。だからこの表現は適正であり、集合論を用いて 難癖をつけるべきではありません。

 

でもね…

詭弁を弄して国益を損なう政治家には詭弁で対抗するのが最適な手法なのです。

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   詭弁弁当屋男子登壇し答弁問う

 

あまり政治の話はしたくなかったのですが、今の国会での議論が、政策の中身よりも、揚げ足取りや特定の勢力に忖度した質疑に終始し、実のある政策論争になっていないという批判をこめて一言申し述べさせていただきました。