2023年1月
四国の実家にある泰山木(タイサンボク)です。
泰山木は、樹高が20mにもなる常緑高木です。初夏に白く大きな花を咲かせ、とてもいい香りがします。
泰山木は実家の樹木の中で、ボクが最も愛くるしく思える高木です。
ところが、正月に帰省すると、泰山木の大量の落ち葉が公道にまで及んでいました。
泣いて泰山木を斬る
公道を常に清潔に保つためには落ち葉の清掃を毎日行わねばなりませんが、それは叶いません。
そこで、泣く泣く葉の付いた梢をすべて切り落としました。
泰山木は幹と枝だけの見窄らしい姿になってしまいました。
可哀そうなので、根元にたくさんの水をかけてあげました。
いつの日かの返り咲きを願って…
そして、4ヶ月後
5月の連休に帰省してみると…
愛でたら芽出た!(めでたらめでた)
正月の切枝の後、愛おしむ想いで水を与えたからでしょうか、新芽が出て若葉が開き始めました。
泰山木に人間の情動が通じた!
愛しの泰山木
泰山木の花言葉は前途洋々。
いや、前頭葉だろう!
文献によると、
『前頭葉は大脳半球の前部に存在する。その役割は、情動のコントロールやコミュニケーション。人間らしさの源泉ともいえる部位である』
泰山木にも自我が存在するのだろうか?