りんご車発見!
Appleが地図データ収集車を走らせています。
地図アプリを先導するGoogleマップには「ストリートビュー」という機能が備わっています。その画像データを収集するために、カメラを積んだ自動車が走行しながら街並みを撮影しています。
そして今、Googleを追随するAppleも自社の地図アプリの向上を進めています。
Appleマップが進化した
Apple(iPhone)の純正アプリ「マップ」でも、数年前に、道路沿いの風景のパノラマ写真を見る機能(Look Around)に対応しました。しかしGoogleに伍していくまでの品質レベルに到達したのはつい最近のことです。
iPhoneの標準アプリ「マップ」
今では、AppleマップもGoogleマップの「ストリートビュー」に負けないクオリティで、目的地の周辺を事前に確認したり、バーチャル観光を楽しんだりできます。
日本の異常なスマホシェア
Appleマップを有する iPhoneのスマホ世界シェアは20%強といったところです。ところが、日本でのiPhoneのシェアは過半数を占めています。
ところが…
日本で実施された調査です。
Q. あなたが使ったことがある地図アプリは?
1位「Googleマップ」87.0%。
2位「Yahoo! Map」 44.5%
3位「NAVITIME」 17.6%
4位「Appleマップ」 9.4%
(2021年3月)
日本のスマホシェア過半数を誇るiPhoneの純正地図アプリのシェアは10%にも届いていません。
「地図アプリはGoogleが鉄板」というのが定説となっていましたが、最近では、各社アプリの性能差はそれほど感じなくなりました。また、差別化された機能を持ったアプリも出てきました。
どの地図アプリを使えば良いのでしょう?
結論は…
iPhoneとAppleマップの組み合わせには、他のマップには無い絶対的な優位性があります。
最大の優位性は、ナビを使用している時はロック画面(下の写真左)がナビ画面(同右)に置き換えられるのです。これはAndroidに対する決定的なアドバンテージです。
一方、Androidユーザーは、上記利点を享受できません。従って、どのマップを使うかの判断基準は、アプリのクオリティのみになります。そうするとGoogleマップに一日の長があることは否めません。「カレーの美味しい店を探す」などの検索を絡めた利用においては膨大な情報量を保有するGoogleが有利です。また、長らくマップの標準アプリとして君臨してきたので操作性に安定感があります。
ここらで地図アプリを見直して、自分に合ったアプリに乗り換えるのもよいのでは!
※ Yahoo、マピオン、NAVITIME• • など多くのアプリがありますが、全てを検証したわけではありません