LINEの「既読」通知機能
LINEのトークには、受信者がメッセージを見ると、送信者に開封通知として「既読」がチャット画面に表示されます。
送信者にとっては、相手方がメッセージを見たことを確認できる便利な機能です。
ところが、受信者にとっては迷惑な機能でもあります。
既読表示での受信者の不都合
送信者に既読が通知されることで受信者は…
1️⃣すぐに返信しないと、送信者が無視(既読スルー)されたと解釈し気を悪くするかもしれないかと不安になる。
2️⃣面倒な依頼や勧誘のメッセージに対し、「見なかったことにしてシカトする」という選択肢が封じられる。
1️⃣については返信すれば解消される問題です。あらかじめ、「今、手が離せないので後で返信します」、「了解です。詳細は追って連絡します」などの雛形を作っておいてcopy & pasteで対処できます。
また、音声をテキストに変換して出力するマクロを作っておけば30秒もあれば返信可能です。(このマクロの作り方は後日記事にしてアップする予定です)でも、既読をつけずにメッセージが読めるに越したことはないですね。
そして2️⃣の厄介ごとを回避するにも、送信者のチャット画面に「既読」をつけずにメッセージが読めるといいですね。
ということで、以下「既読をつけずにメッセージを読む方法」を記します。
既読回避の方法
従来から機内モードを駆使する方法や、既読回避アプリの使用(Android)、通知にメッセージ内容を表示させる などの方法がありました。しかしこれらは、操作が面倒で操作順が前後すると既読がついたり、全文が読めないなどの欠点があります。
そこで、iOSのバージョンアップとスマホ機種の向上によってもたらされた新たな方法について説明します。
ここでは、
「疲れていて早目に床に就いたのに、悪友から飲み会に呼び出される」という災難を想定して、既読つけずに悪友のメッセージを確認することを例にして説明します。
【操作①】
スマホ画面の、LINEのアイコンに「着信あり」のバッチが点灯しました。
まずLINEアプリの「トーク」タブを開いてトークリスト(トーク一覧)を表示させます。(下図)
いきなり送信者のチャット画面に入ると既読が打たれるので注意しましょう。そのためLINEアプリは終了させた状態にしておくのが安全です。
トークリストは下図の通り。
康康さんからのメールです。
プレビューを見ると「これからどう?」とあります。危険な匂いがプンプンします。不幸のメールのようです。
【操作②】
上図の赤枠の部分を長押し(ロングタップ)します。
すると、下図の康康さんとのチャット画面になります。
やはり飲み屋からの呼び出しでした。
【操作③】
メッセージを確認したら、上図灰色の部分をタップしてください。これで、トークリストに戻れます。他のところをタップすると既読が打たれてしまいます。
スクロール出来ないので、未読が多いと読めなくなります。なのでメールはこまめに確認しましょう。
【操作④】
メッセージが開封されていないと思っている飲み会の悪友達から電話攻撃がありそうです。マナーモードにして就寝しましょう。
翌朝、起床したら、康康さんのメールを普通に開いて既読をプレゼントしましょう。
そして返信です。
『おはようございます🐼 昨日なんでもっと早く連絡してくれなかったのよ💢 ソッコーで行ったのに。誰も遊んでくれないから早めにフテ寝したよ』
友達は大切にしましょう。
⚠️本稿は以下の条件で確認しました。iOS 15.3.1、iPhone X、LINE Ver. 12.2.1。機種に依存します。また、Androidでは検証していません、