デジタル庁は烏合の衆?
先の投稿で、デジタル庁に向けて苦言を呈しました。(この記事の最後にリンクあり)
『数人のシステムエンジニアがいれば事足りる職務に対し、600人体制、(うち350人は畑違いの官僚)、惰眠を貪っているんじゃないの!』
本稿はその記事の続報です。
ワクチン摂取証明書の更新
3回目のコロナワクチンの接種が進行しています。
これに伴い、下図のアプリにて接種証明書を取得している接種終了者は、更新が必要となります。
接種証明書更新の手続き
3回目接種を証明書に反映させる方法は以下の①〜③が考えられます。
①アプリの仕様として、定期的に(理想的には即時処理)、データベースにアクセスすることで常に最新の接種証明を維持している。
②ユーザーが、更新ボタンをタップするなどして、更新要求を発信し、最新のデータを読み込む。
③登録のやり直し
実際はどうなっているのでしょう?
デジタル庁のホームページのQ&Aによると…
具体的手続きは、アプリの指示に従って、4桁の暗証番号入力し、マイワンバーカードとパスポートの情報を読み取って… つまり、最初からやり直しです。
せめて、②の方式で更新できるようにすべきです。
ユーザー情報をCookieに保存しておいて、その情報に応じたアドレスにアクセスしてリアルタイムデータを読み出すだけで実現できると思います。
デジタル庁に、この不備を指摘すれば、同庁はどう回答するのだろう?
以下のような弁明が想定されます。
『個人情報の保護という観点から、再度パスワードを要求してセキュリティをより強固にするものです。どうぞご理解、ご協力、お願い致します』
「個人情報」という錦の御旗を持ち出して弁明するのはお役所の常套手段です。
そもそも、接種の履歴なんて秘匿する必要はありません。
…てなことを推考しながら、マイナンバーカードとパスポートを手元に用意して、接種証明書を更新しました。
これやってないと、海外渡航などの行動が制限されるかもしれないので。
さらに…
デジタル庁の劣悪アプリはこれだけではありません。
マイナンバーカード運用のアプリ「マイナポータル」も前代未聞の低評価です。
宮内庁が作ったアプリなら、「しょうがないか」って思うけど、仮にもデジタル庁でしょ!
「デジタル庁は数人のまともなシステムエンジニアで充分だ!」とは言わないまでも600人体制は明らかに過剰です。
システム設計にしたって、どうせ外部に丸投げなんでしょうから…
前回投稿した記事
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