スマホでワクチン接種証明書
12月20日、スマホアプリ「新型コロナワクチン接種証明書」が公開されました。
このアプリで「ワクチン接種済」であることを証明すれば、飲食やイベントの制限を緩和できるようになります。
動作しないごみアプリ?
アプリ公開の当日、ソッコーでダウンロード。
証明書の発行方法はアプリを立ち上げて指示に従っていけば猿でもできるので省略します。
ところが、何度操作してもアプリのエラーが相次ぎ、証明書の発行はできませんでした。
不具合はボクだけではなく、トラブルが続出、なかには証明書の発行までたどり着いたものの、ワクチン接種の記録が間違って表示されるという報告もありました。
例)本来であれば『接種回数2回』で、『最終接種日が9月』と出るところが、『接種回数0回』で、最終接種日は全部0になっている。
このアプリの使命はパスコードを確認し、データベースにアクセスして特定されたアドレスのデータを表示するという単純なプログラム。
しかも開発は鳴り物入りで新設された天下のデジタル庁。
お粗末すぎるぞ、デジタル庁!
なんとか証明書の発行を完了
時間を置いて、アプリを一度削除、再度インストールすることで、なんとか証明書の発行を完了しました。公開直後のアプリにバグがあったようです。
稚拙なシステム開発
アプリのバージョン履歴を見てみると、アプリ公開日に既にバージョン1.0.3。
事前にちゃんと試用しろよ!
一週間経過した現在でもバグがあるようです。
政府が公式に提供する6.3メガバイト程度の矮小なアプリがまともに動作しない…
民間の開発ならまだしも、デジタル庁の開発アプリがこのザマとは、国家の恥です。あってはならないことです。
原因はデジタル庁のバグ
デジタル庁の仕事って、システムを設計して的確に発注できる優秀な人材がほんの数人いれば事足りると思うのですが…
民間人を登用した方がまともな仕事をすると思うのですが、デジタル庁は600人体制で、うち350人は官僚。その出身省庁は総務省、経産省、財務省、警察庁などです。
350人もの畑違いの官僚はどんな仕事をしてるのでしょうか?
おそらく、出身省庁の権益を確保するために送り込まれた役立たずなのでしょう。
デジタル政策の失態
8年をかけて完成しなかった特許庁のシステム、また、稼動後すぐに停止に追い込まれた雇用調整助成金システム。
競争環境の無さ、専門知識の欠如など、さまざまな官僚機構の悪弊が、効率的なシステム開発の桎梏となっているのかもしれません。
そうだとしても、その粗雑で無責任な仕事ぶりはひどすぎます。
もしかして、省になれず格下の庁にとどまっていることへの劣等感から自暴自棄になっているのだろうか?
宮内庁のやっつけ仕事ぶりを見ていると、やはりそうかと思えてしまいます。
▼宮内庁の過去記事
(下記リンクからその記事に飛びます)
宮内庁の責任転嫁 〜政治的な記事は避けたいのですが国民にかけられた冤罪を晴らすために… - こに〜 の ざれごと