Nante Henna Kaigyo-hunter
教養ドキュメンタリーと称し、世界の巨大魚を捕獲するNHKのテレビ番組、
「 怪魚ハンターが行く! 」
内容は世界の川を巡り、怪魚を釣り上げるというもの。
番組中、違和感を覚えるのが、一度釣り上げた魚を再放流するキャッチ&リリース という行為。
釣り上げた当人は、とても誇らしげに振る舞っています。
リリースという行為が、動物愛護、自然環境保護を実践しているかのような自負があるのでしょうか?
偽善ですか、それとも奢り ?
命をもてあそび冒涜しているようで不快です。
釣り針で傷ついた魚はそこから化膿して、死に至るかもしれません。こんな無為な死に方、魚も浮かばれません。
まだ、密猟の方が好感が持てます。
釣り上げた魚を、自分で食べる行為は、すなおに受け入れることができます。
自家消費は食物連鎖の一つのセグメントなので仕方がないという納得感があります。
法的に殺人が許される「緊急避難」と同等の趣旨による免罪です。
一方、キャッチ&リリースという怪魚ハンターの行為は、
釣る感覚だけが快楽で、その快楽を目的に釣りをする。
この陰鬱で歪んだ思考回路、何かを想起させます。
それは…
殺人自体が快楽で、その快楽を目的に殺人を行う…
すなわち、「快楽殺人鬼」
怪魚ハンターは快楽殺人鬼と共に異常快楽マニアというジャンルに属する人たちに思えます。
しからば、実態に沿った適切な番組名に変更すべきです。
お家でストレス発散シリーズ
猟奇ドキュメンタリー
虐待マニアが行く!
あたりが妥当かな!