♫小池が出てきて、さあ大変、
坊ちゃん夜街ひかえてね!
先日の投稿「母なき子の迷走」で、
東京都のコロナ禍対応は新規感染者数の絶対数にのみ一喜一憂し、その都度一貫性のない場当たり対応を繰り返している。検査人数すら明らかにされず統計学的にみても非合理的…
と批判した。
↓
https://conichan.hatenablog.com/entry/2020/06/26/070216
7月に入り東京都の新規感染者数が100人を超えて、小池知事が危惧を表明している。
そこで、私なりに資料を探し、3月当時の100人超え新規感染者数と7月のそれとを比較してみた。
それによると、
3月当時の検査数は約500人、7月は2000人という情報が得られた。
つまり7月の新規感染者100人は3月当時のものさしで計れば25人の新規感染者ということになる。
マスコミはこの要因を伏せて、
「新規感染者100人超え、第2波の到来か⁉︎」
と報道している。
2000人検査した7月の100人超え陽性が重篤な状況かどうかは別にして、比較というものは条件を揃えて判断して欲しい。
ただし、検査人数だけ揃えても統計的には正しくない。
それぞれの検査集団(3月の500人と7月の2000人)にバイアス(偏り)がかかっていてはならない。
具体的に言えば、
500人なり2000人の被検査者が、検査前の時点で、どの程度陽性の疑いがありそうか…
これを揃えておかねばならない。
例えば、体温38℃以上などの陽性疑惑の高い症状の人を検査の対象としたなら、当然陽性率は高いものになる。
併せて、本件に関しては、行政区による括りだけではなく、人の動きなどからの政策も必要だろう。
豊島区池袋と東京都西多摩郡とを同列に扱うより、埼玉県川口市を池袋に準じる方が理にかなっている。