「世界一になる理由は何があるんでしょうか? 2位じゃダメなんでしょうか?」
日本国籍を選択していない二重国籍である女性議員の発言です。
▶︎ 1位と2位とは天と地ほどの相違があります。
その違いは、2位と3位の相違とは別物です。前者には明確な定性的違いが存在します。
1位だけが、自分より上位者が存在しないという唯一の王者なのです。
▶︎トーナメントの競技において、64人が参加したとします。
二番目の実力を持つ選手が一回戦で一番の実力者と対戦して敗れたならその選手は33位タイということになります。逆に平均程度の実力でも2位になりうるのです。
2位じゃダメなんです!
ここからが本論です。
▶︎「惜しい、メダルまでもう一歩だったのに」
「メダルを目指して頑張ります!」
「やりました!日本、今大会初のメダルです」
よく耳にするフレーズです。
これらの主旨は、
3位以内は満足すべき成績だ。4位以下は残念だ…
ということですよね。
▶︎3位と4位の間にある溝はなんなんですか?
メダルにこだわるのは、メダルの貴金属的価値を評価しているからでしょうか。
もしそうなら、
金:6000円
銀: 600円
銅: 60円
(1g当たり。価格は概算)
となり、1位、2位、3位の価値の比率は100:10:1となり、4位以下は0になります。
…んなことないですよね。
▶︎それとも「3」という数字に特別な意味があるのでしょうか?
でも、四天王、五里霧中…などもありますね。
4位じゃダメなんでしょうか?
▶︎理屈はさておいて、私が感覚的に妥当だと思う順位に対する価値観は次の通りです。
1位 100
2位 30
3位 26
4位 23
5位 21
以下漸減
といったところです。
そして、最下位には25くらいの価値を感じます。
最下位と1位だけが自分より下位または上位者が存在しないという、他の順位者には持ち合わせてない特異点を持っているのです。
(1940年に続いて2度目の幻の東京五輪になるのでしょうか⁉︎ 前回の原因が「支那事変」なら今回はさしずめ「武漢事変」ですかね)