選挙が近づくと広報車(どこの団体に属しているんだろう)から「3月11日は衆議院選挙の投票日です・・・」なぞとわめき声が聴こえてきます. この広報行為は特定の政党に有利にならないでしょうか.広報は棄権を減らし投票率を上げる方向へ誘導しています.そして投票率が上がると与党(2020年4月時点)が有利になるといわれています.
宗教を母体とする政党を支持する盲信者などは台風がこようが,親が死のうが投票場に足を運びます.従って宗教系政党は投票率が上がろうが下がろうが獲得票数は変わらないのです.よって投票率が低い方が有利になります.
一方、与党に投票する人の多くが以下のような動機で投票するのではないでしょうか.
「おい,天気がいいのでちょっと出かけるわ.床屋に行って,ついでに淀橋小学校で選挙して,帰りにTUTAYAでビデオ借りてくるけんね」
「あっ,待って私も西友で買い物があるから一緒に行くわ」
「ほないこか」
とまあこんなぐあいで2票を獲得してしまいます.
棄権も選挙に対する一つの意思表示です.それを阻止し投票率を上げようとするのは与党の片棒を担いでいることになるのです.
誤解されては困るのですが私は宗教系政党の支持者ではありませんむしろ…
私は選挙に行きません.理由は、1票差で勝敗が決する選挙が皆無だからです.つまり私が選挙に行こうが行くまいが選挙結果は変わらないのです.ましてや「夫婦で選挙」なんてしたくありません.
反論が聞こえてきます.「みんなが君のような考えを持ったらどうするんだ」
でも待ってください.私が選挙に行くか行かないかは「完全に独立した事象」であって私以外の人に何ら影響を与えません.
…と言うのが一般論ですが、今まさにブログという些か公共性のある場でこのようなことを書くと交互作用が生じてしまうかも.作用の方向については不明ですが.
(小人閑居して不善をなす… 早くコロナ蟄居から解放されたい!)